最後の記事から7年が経ちました。
原子力緊急事態宣言は、まだ解除されておりません。
2011年に始まった福岡市教育委員会との私設説明会は、毎年保護者有志のみなさんが年に1度の会合を設けることで、地域や年齢、お子さんの有無に関係なくどなたでもご参加いただける意見交換会として存続しています。(この記事を書いている段階では昨年2018年11月13日(火)まで行われました。)
対応してくださっているのは、福岡市教育委員会・給食運営課の係長クラスの担当者さまをはじめとする数名、保健福祉局より数名、合計5名以上がお忙しい中毎年ご参加くださり、給食における放射性物質の安全性だけではなく、農薬、添加物、トランス脂肪酸、地産地消など、幅広く食材の安全性について意見交換をしひとつひとつできるだけの対応をしてくださっています。
これまでの詳しい記録は「学校給食向上委員会福岡ーよか給食たべさせ隊」のFacebookページでどなたでも閲覧できるようになっております。ぜひご参考にされてください。
学校給食向上委員会福岡ーよか給食たべさせ隊(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/454836764651961/
学校給食向上委員会福岡ーよか給食たべさせ隊/これまでの記録PDF
https://www.facebook.com/groups/454836764651961/files/
2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故により土壌汚染・環境汚染を心配して有志保護者と共に申し入れを行い、これまで福岡市教育委員会に改善していただいたことを記してブログのまとめとさせていただきます。
*** まとめ ***
1)福岡市小中学校と特別支援学校の給食で使われる生鮮食品および加工食品も含むすべての食材の産地を毎月ホームページで公開しPDFでダウンロードできるようにしてくださっております。
福岡市教育委員会トップページ → 学校教育 → 学校給食 → 食材の産地について → 学校給食で使用する食材の産地についてPDF
福岡市教育委員会トップページ
http://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku/index.html
原子力緊急事態宣言は、まだ解除されておりません。
2011年に始まった福岡市教育委員会との私設説明会は、毎年保護者有志のみなさんが年に1度の会合を設けることで、地域や年齢、お子さんの有無に関係なくどなたでもご参加いただける意見交換会として存続しています。(この記事を書いている段階では昨年2018年11月13日(火)まで行われました。)
対応してくださっているのは、福岡市教育委員会・給食運営課の係長クラスの担当者さまをはじめとする数名、保健福祉局より数名、合計5名以上がお忙しい中毎年ご参加くださり、給食における放射性物質の安全性だけではなく、農薬、添加物、トランス脂肪酸、地産地消など、幅広く食材の安全性について意見交換をしひとつひとつできるだけの対応をしてくださっています。
これまでの詳しい記録は「学校給食向上委員会福岡ーよか給食たべさせ隊」のFacebookページでどなたでも閲覧できるようになっております。ぜひご参考にされてください。
学校給食向上委員会福岡ーよか給食たべさせ隊(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/454836764651961/
学校給食向上委員会福岡ーよか給食たべさせ隊/これまでの記録PDF
https://www.facebook.com/groups/454836764651961/files/
2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故により土壌汚染・環境汚染を心配して有志保護者と共に申し入れを行い、これまで福岡市教育委員会に改善していただいたことを記してブログのまとめとさせていただきます。
*** まとめ ***
1)福岡市小中学校と特別支援学校の給食で使われる生鮮食品および加工食品も含むすべての食材の産地を毎月ホームページで公開しPDFでダウンロードできるようにしてくださっております。
福岡市教育委員会トップページ → 学校教育 → 学校給食 → 食材の産地について → 学校給食で使用する食材の産地についてPDF
福岡市教育委員会トップページ
http://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku/index.html
学校給食で使用する食材の産地についてPDF(毎月更新/ダウンロードできます)
http://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kenko/child/kyushoku/shokuzaisanti.html
http://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/kenko/child/kyushoku/shokuzaisanti.html
2)食材の産地に不安を持つご家庭では下記のことができます。(福岡市教育委員会公認)
・お弁当の持参(診断書不要)
弁護士をされてる保護者の方が参加した意見交換会において学校給食法についての基本姿勢をお話ししてくださいました。
「学校給食法は、給食を提供する側の法律であり該当するのは給食センターの職員と学校の教師・職員など学校関係者。給食を提供される側である子どもとその保護者に強制できる法律ではありません。」
この見解により、保護者が子どもの口に入る食材の安全性を管理する最高責任者であること、そのため学校側からお願いされることはあっても強制されてまで給食を無理に食べる必要はないということが明確になりました。
また、子どもの人権がなによりも1番であることをお話ししてくださいまして、発達障害や味覚過敏のお子さんもいらっしゃることから、好き嫌いというだけでも給食は拒否できるのだそうです。子どもの人権に配慮して、彼らが楽しく健やかに食事ができるかどうか、という点を保護者は学校側に要望することができます。
***
以上のことから、内部被曝予防という理由だけでなく、その他各家庭の事情によって給食を自由に選択、お弁当を持参することは簡単にできることになっています。もしも、学校側や教育委員会が難色を示した場合には、福岡市の取り組みについてご紹介していただいて、全国の子どもたちの食の安全を守る輪を広げていただきたいと思います。
※このブログの文責/雨宮康子
・お弁当の持参(診断書不要)
・おかずの差し替え(診断書不要)
・牛乳のストップ(診断書不要)
・遠足などのおやつの差し替え(診断書不要)
・家庭科での調理実習は、学校によっては先生が一括で産地を考え購入する方法と、子どもたちに食材を持ってきてもらってそれを一緒に調理する方法、ひとりひとり調理器具を準備していただくなど、さまざまありますので、個別に地産地消を要望していく形になります。
3)放射性物質検査
・遠足などのおやつの差し替え(診断書不要)
・家庭科での調理実習は、学校によっては先生が一括で産地を考え購入する方法と、子どもたちに食材を持ってきてもらってそれを一緒に調理する方法、ひとりひとり調理器具を準備していただくなど、さまざまありますので、個別に地産地消を要望していく形になります。
3)放射性物質検査
1都16県(福島県,宮城県,茨城県,栃木県,群馬県,千葉県,青森県,岩手県,秋田県,山形県,埼玉県,東京都,神奈川県,新潟県,山梨県,長野県,静岡県)で生産された農産物を使用する場合には放射性セシウム134・137の検査を実施することとしています。
福岡市ホーム → 子育て・教育 → 教育 → 福岡市の学校給食 → 給食物資検査
※土壌汚染の心配される1都16県は2019年現在でも未だ解除されておりません。
※福岡市では、セシウム134、137の検査の合算が10bq/kg未満の食材は使用しないことになっています。ただし、文部省が注意をすべき1都16県の食材を使用する場合の野菜に対してだけの検査です。その他の食材については国の基準もしくは個別の測定そのものが難しいので産地公開で対応しています。
4)学校給食法について(全国共通)
「学校給食法は、給食を提供する側の法律であり該当するのは給食センターの職員と学校の教師・職員など学校関係者。給食を提供される側である子どもとその保護者に強制できる法律ではありません。」
この見解により、保護者が子どもの口に入る食材の安全性を管理する最高責任者であること、そのため学校側からお願いされることはあっても強制されてまで給食を無理に食べる必要はないということが明確になりました。
また、子どもの人権がなによりも1番であることをお話ししてくださいまして、発達障害や味覚過敏のお子さんもいらっしゃることから、好き嫌いというだけでも給食は拒否できるのだそうです。子どもの人権に配慮して、彼らが楽しく健やかに食事ができるかどうか、という点を保護者は学校側に要望することができます。
***
以上のことから、内部被曝予防という理由だけでなく、その他各家庭の事情によって給食を自由に選択、お弁当を持参することは簡単にできることになっています。もしも、学校側や教育委員会が難色を示した場合には、福岡市の取り組みについてご紹介していただいて、全国の子どもたちの食の安全を守る輪を広げていただきたいと思います。
※このブログの文責/雨宮康子
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by tisantisyo
| 2019-06-03 23:56