政府が開催する意見交換会に出席してきました
内閣府食品安全委員会と厚生労働省が主催の「食品に関するリスクコミュニケーション」という意見交換会に出席してまいりました。全国7都道府県で募集を行い、各地で食品関係者に向けた放射性物質に関する情報交換の場ということで、ちょっとドキドキしましたが、ふくおか学校給食の地産地消を考える会からも数名のお母さん達が参加させていただきました。
【内閣府食品安全委員会のご案内】食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/tokyo_radio_risk_annai2401.html
【厚生労働省のご案内】食品に関するリスクコミュニケーション〜食品中の放射性物質対策に関する説明会〜を開催します
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001ys9c.html
と、なっています。ちょっと難しそうですけど、色々な立場の人が意見を交換し合う場、という感じでしょうか。ただ、広報の仕方が一般向けではなかったようで、お役所関係とおぼしき方はたくさんいらっしゃったのですが、事業者さんもそこまでたくさんではなかったように見えましたし、消費者の代表?と思える一般の方の参加は本当に少なくて残念でした。
***
【リスクコミュニケーションとは】
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/riskcom/01.html
議事
1 開会
2 情報提供
食品中の放射性物質による健康影響について
内閣府食品安全委員会事務局広報課
リスクコミュニケーション専門官 久保順一氏
食品中の放射性物質の新たな基準値について
厚生労働省医薬食品局食品安全部
基準審査課 課長補佐 鈴木貴士氏
食品中の放射性物質の検査について
厚生労働省医薬食品局食品安全部
監視安全課健康影響対策専門官 竹内大輔氏
農業生産現場における対応について
農林水産省生産局総務課
生産部穀物課課長補佐 清水治弥氏
3 意見交換
4 閉会
<配付資料>
資料1食品中の放射性物質による健康影響について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/120117-1-02-01.pdf
資料2 食品中の放射性物質の新たな基準値について
http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20120124ik1&fileId=120
資料3 食品中の放射性物質の検査について~現状と今後の取組み~
http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20120124ik1&fileId=130
資料4 農業生産現場における対応について
http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20120124ik1&fileId=140
***
応募人数200名に対して、すぐに人数が達して締切られてしまったため、友人数名が応募できずに泣く泣く欠席いたしました。当日会場を見渡すと、ほぼ7、8割がダークスーツのサラリーマン風の男性ばかり。一般に向けた?意見交換会にしてはちょっと違和感のある出席者の風貌に、まずはとまどいました。
後日の公式発表では、参加者138名、報道2社、関係者10数名ということで、ちょっと数が合わないよね〜と参加したお母さん達で首をかしげています。あとはお役所の関係者などだったのでしょうか?電話で問い合わせてみましたが、受付で集計した結果だということです。少なくとも50名以上の方は集計と合わないようですが、その点疑問が残るところです。
資料が各部署によってまとめられ配られました。ひとつひとつ見て質問内容を書き込み、意見交換の時間にいくつかご質問させていただきましたが、それらはすべて議事録にまとめられ記録として残るそうです。ただ、今回の口頭による質問がパプリックコメント(一般からのご意見受付)として含まれるかどうか、あとでお電話しましたがちょっと不明。パプリックコメントはすでに締切られているので、会場の意見が反映されているといいな、と思います。
農林水産省の清水治弥氏は、福島県ほか汚染された農家さんなど現地を視察された経験からの発言をされていて、自分の言葉で汚染の現状について人としての考えがきちんと言葉に盛り込まれていたのに対し、その他の方達は資料をスクリーンに映してそれを読み上げるということがメインだったように思います。意見交換会での質問にも「わからない」「決まっていない」というものが多くて、資料以外のことはまだ熟考されていない印象を受けました。
今回出席させていただいたリスクコミュニケーションの詳しい内容は、今週金曜日長丘校区のお母さんのお宅で開催される「勉強会」でご報告させていただきます。もし、興味のある方は、下のコメントからお問合せください。
***
以下、厚生労働省の村上さまという女性の方に、今回の意見交換会で疑問に思ったことをお電話で質問させていただきました。
厚生労働省医薬食品局食品安全部/企画情報課調整係 中田、村上(2493)
(代表電話) 03-5253-1111
(直通電話) 03-3595-2326
Q 今回は、どういう方たちに向けた意見交換会だったのですか? 一般向けの広報としては厚生労働省と食品安全委員会のHPにのみ掲載されていて一般の消費者の参加を求めたものではなかったのでしょうか?
A 今回の告知は、報道関係者と各自治体の関係部署に向けて告知いたしました。そこから一般消費者へどのように伝わったかについては、自治体によって違うのでよくわかっておりません。(厚生労働省からは、福岡県の保健衛生課と、福岡市の食の安全推進課へ通知したとのことです。)
今回は「食品関係者」「食品関連の事業者」「消費者」「役所の関係部署」 という方面からの参加を募集いたしました。特に役所関係者だけを集めたわけでもなく広く多方面からの募集を目的といたしました。
Q 会場でいくつか質問させて頂いたのですが、その質問内容は、どのように反映されるのですか?
A 個別にご返答ということはいたしておりません。今回の議論は現在議事録にまとめておりますので、ちょっとお時間はかかりますがそちらへ記載されるように進めております。多少抜け落ちる点もあるかと思いますが、その時はご指摘ください。
Q 会場にはカメラも設置されていて一部始終がUSTで閲覧できるようになっていると思います。もしよろしければそちらも参考にしていただいて議事録に漏れのないようお願いいたします。
A はい。わかりました。
Q 配布された資料を拝見させていただきました。一般の消費者のに分かりやすくまとめられているので大変勉強になりました。ただ、資料を作成するにあたって参考にされた文献や研究者のお名前などがなかったので、分かりやすく簡潔にしていただいた資料を更に読み深めたい人にはちょっと資料として不足しているかな、という印象です。次回からは参考資料として別紙にまとめるなり工夫をしていただくことはできますか?
A 今回作成いたしました資料は、すべてこちらの話し合いからまとめたものですので、こちらの資料を参考にされてください。
食品衛生分科会放射性物質対策部会(2011年4/8から12/22までの6日間の資料すべて)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008fcs.html#shingi54
※こちらのページの下の方
以上、お忙しい中質問にお答えいただきましてありがとうございました。
【内閣府食品安全委員会のご案内】食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/tokyo_radio_risk_annai2401.html
【厚生労働省のご案内】食品に関するリスクコミュニケーション〜食品中の放射性物質対策に関する説明会〜を開催します
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001ys9c.html
と、なっています。ちょっと難しそうですけど、色々な立場の人が意見を交換し合う場、という感じでしょうか。ただ、広報の仕方が一般向けではなかったようで、お役所関係とおぼしき方はたくさんいらっしゃったのですが、事業者さんもそこまでたくさんではなかったように見えましたし、消費者の代表?と思える一般の方の参加は本当に少なくて残念でした。
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【リスクコミュニケーションとは】
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/riskcom/01.html
議事
1 開会
2 情報提供
食品中の放射性物質による健康影響について
内閣府食品安全委員会事務局広報課
リスクコミュニケーション専門官 久保順一氏
食品中の放射性物質の新たな基準値について
厚生労働省医薬食品局食品安全部
基準審査課 課長補佐 鈴木貴士氏
食品中の放射性物質の検査について
厚生労働省医薬食品局食品安全部
監視安全課健康影響対策専門官 竹内大輔氏
農業生産現場における対応について
農林水産省生産局総務課
生産部穀物課課長補佐 清水治弥氏
3 意見交換
4 閉会
<配付資料>
資料1食品中の放射性物質による健康影響について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/120117-1-02-01.pdf
資料2 食品中の放射性物質の新たな基準値について
http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20120124ik1&fileId=120
資料3 食品中の放射性物質の検査について~現状と今後の取組み~
http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20120124ik1&fileId=130
資料4 農業生産現場における対応について
http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20120124ik1&fileId=140
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応募人数200名に対して、すぐに人数が達して締切られてしまったため、友人数名が応募できずに泣く泣く欠席いたしました。当日会場を見渡すと、ほぼ7、8割がダークスーツのサラリーマン風の男性ばかり。一般に向けた?意見交換会にしてはちょっと違和感のある出席者の風貌に、まずはとまどいました。
後日の公式発表では、参加者138名、報道2社、関係者10数名ということで、ちょっと数が合わないよね〜と参加したお母さん達で首をかしげています。あとはお役所の関係者などだったのでしょうか?電話で問い合わせてみましたが、受付で集計した結果だということです。少なくとも50名以上の方は集計と合わないようですが、その点疑問が残るところです。
資料が各部署によってまとめられ配られました。ひとつひとつ見て質問内容を書き込み、意見交換の時間にいくつかご質問させていただきましたが、それらはすべて議事録にまとめられ記録として残るそうです。ただ、今回の口頭による質問がパプリックコメント(一般からのご意見受付)として含まれるかどうか、あとでお電話しましたがちょっと不明。パプリックコメントはすでに締切られているので、会場の意見が反映されているといいな、と思います。
農林水産省の清水治弥氏は、福島県ほか汚染された農家さんなど現地を視察された経験からの発言をされていて、自分の言葉で汚染の現状について人としての考えがきちんと言葉に盛り込まれていたのに対し、その他の方達は資料をスクリーンに映してそれを読み上げるということがメインだったように思います。意見交換会での質問にも「わからない」「決まっていない」というものが多くて、資料以外のことはまだ熟考されていない印象を受けました。
今回出席させていただいたリスクコミュニケーションの詳しい内容は、今週金曜日長丘校区のお母さんのお宅で開催される「勉強会」でご報告させていただきます。もし、興味のある方は、下のコメントからお問合せください。
***
以下、厚生労働省の村上さまという女性の方に、今回の意見交換会で疑問に思ったことをお電話で質問させていただきました。
厚生労働省医薬食品局食品安全部/企画情報課調整係 中田、村上(2493)
(代表電話) 03-5253-1111
(直通電話) 03-3595-2326
Q 今回は、どういう方たちに向けた意見交換会だったのですか? 一般向けの広報としては厚生労働省と食品安全委員会のHPにのみ掲載されていて一般の消費者の参加を求めたものではなかったのでしょうか?
A 今回の告知は、報道関係者と各自治体の関係部署に向けて告知いたしました。そこから一般消費者へどのように伝わったかについては、自治体によって違うのでよくわかっておりません。(厚生労働省からは、福岡県の保健衛生課と、福岡市の食の安全推進課へ通知したとのことです。)
今回は「食品関係者」「食品関連の事業者」「消費者」「役所の関係部署」 という方面からの参加を募集いたしました。特に役所関係者だけを集めたわけでもなく広く多方面からの募集を目的といたしました。
Q 会場でいくつか質問させて頂いたのですが、その質問内容は、どのように反映されるのですか?
A 個別にご返答ということはいたしておりません。今回の議論は現在議事録にまとめておりますので、ちょっとお時間はかかりますがそちらへ記載されるように進めております。多少抜け落ちる点もあるかと思いますが、その時はご指摘ください。
Q 会場にはカメラも設置されていて一部始終がUSTで閲覧できるようになっていると思います。もしよろしければそちらも参考にしていただいて議事録に漏れのないようお願いいたします。
A はい。わかりました。
Q 配布された資料を拝見させていただきました。一般の消費者のに分かりやすくまとめられているので大変勉強になりました。ただ、資料を作成するにあたって参考にされた文献や研究者のお名前などがなかったので、分かりやすく簡潔にしていただいた資料を更に読み深めたい人にはちょっと資料として不足しているかな、という印象です。次回からは参考資料として別紙にまとめるなり工夫をしていただくことはできますか?
A 今回作成いたしました資料は、すべてこちらの話し合いからまとめたものですので、こちらの資料を参考にされてください。
食品衛生分科会放射性物質対策部会(2011年4/8から12/22までの6日間の資料すべて)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008fcs.html#shingi54
※こちらのページの下の方
以上、お忙しい中質問にお答えいただきましてありがとうございました。
by tisantisyo
| 2012-02-06 16:11
| 放射性物質